データ室・武田記者のラップと馬場差を徹底分析する

藤田菜七子コパノキッキングの評価は? 本番では難しく…

公開日:2019年1月29日 17:00 更新日:2019年1月29日 17:00

 根岸Sをマーフィーで制したコパノキッキングに、本番のフェブラリーSでは藤田菜七子が乗ることになった。これはもちろん、非常に明るい話題。

 外国人騎手への乗り替わりばかりが目立つ昨今、マーフィーが先週いっぱいで帰国したからとはいえ、GⅠの舞台で外国人から若手への乗り替わりなんてなかなかないからだ。個人的には頑張ってほしいと思う。

 ただ、これで馬券的には難しくなった。大舞台の経験がない上、人気になること必至。しかも、今回の根岸S勝ちの記録は、本番どうこうとなるとかなり難しい。

 2001年から東京開幕週に組まれ今年で18回目。過去に根岸S→フェブラリーSの連勝馬は4頭いる。

 その中で18年ノンコノユメ、16年モーニンが時計面で1、2位。ノンコは重馬場とはいえ、千四1分21秒5の高速決着を追い込み勝ち。これが本番につながった。また、01年ノボトゥルーは1分22秒1で3位タイだ。

 もう一頭の05年メイショウボーラーは1分23秒0と前記3頭よりは遅いが、この年のダートはかなり時計がかかり、実はこれはA級のタイム。それぞれ連勝もうなずける“売り”があった。

 では、今年はというと1分23秒5で歴代ワースト5位。上がり35秒4はメンバー最速でも、2位モーニン(④着)より0秒1速いだけ。東海S勝ちのインティとは違い、特に強調できるところが見つからない。

 さらに言えば、コパノが勝ったカペラSも同日の一千万条件より0秒4速いだけで、重賞としては“?”の数字。記録派としては嫌いたいところだ。応援したいが評価はしづらいという、何とも悩ましい存在である。

 さて、圧巻の記録は日曜3R3歳新馬、ダ千六で②着に10馬身差をつけたカフェクラウン。最後に流したたけにラスト1F13秒4、千六1分39秒3にとどまったものの、1400通過は1分25秒9。これは前日の古馬五百万より0秒6も速いのだ。次もまず負けないだろう。

武田昌已

武田昌已

月~金は麻雀、土日はウインズだった学生生活を経て、入社後は編集一筋25年超。2015年春は何と9週連続重賞的中の快記録も達成し、2016年は春東京でGⅠ4連勝も。馬場の傾向、ラップの分析に定評がある。毎週、目黒貴子さんとその週の重賞解説の動画も公開中。

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