亀井記者の血統ロックオン

【月曜中山11R・京成杯】ラストドラフト◎ ノヴェリスト産駒の重賞初Vだ

公開日:2019年1月13日 17:00 更新日:2019年1月13日 17:00

 近年の京成杯では欧州産の種牡馬の活躍が目立つ。前5年では15、16年がハービンジャー、17年はバゴと欧州のGⅠ勝ち馬の産駒が3勝を挙げている。

 今年はヒンドゥタイムズ、リーガルメインとハービンジャー産駒が2頭いるが、より魅力を感じるのがノヴェリスト産駒のラストドラフト。この馬に◎を打つ。

 ノヴェリストは祖父ケーニヒスシュトゥールが独3冠馬。父が独リーディングサイアーのモンズーンで、母の父ラグナスが独ダービー馬と生粋のドイツ血統だ。

 ドイツ系の特徴と言えば、スタミナとパワーが豊富なこと。ノヴェリストも現役時代は欧州の二千四百メートルGⅠで4勝を挙げた。

 半面、スピード面での不安がある中、ノヴェリストは13年の英GⅠ“キングジョージ”で2分24秒60のレコード勝ち。従来のハービンジャーの時計を2秒以上も更新するスーパーレコードをたたき出している。

 ラストドラフトにも可能性を感じる。

 母マルセリーナが桜花賞馬で、祖母マルバイユが仏GⅠアスタルテ賞勝ちと、ともに芝マイルのGⅠ馬。叔父グランデッツァも京都千八芝のレコードホルダーとスピード豊富な母系で“重さ”の心配がないからだ。

 実際、新馬戦では5番手追走からのV。上がり3F11秒5―10秒9―11秒1の瞬発力勝負を33秒1の末脚で差し切った。当時の②④着馬が次戦で勝ち上がったこともレースレベルが高い証拠。産駒初の重賞Vがあっていい。

 相手本線はハービンジャー産駒のリーガルメイン。祖母がエリザベス女王杯馬のファレノプシスで、近親にキズナもいる質のいい母系。

 3連単は欧州系の2頭マルチで勝負する。

 現3歳が2世代目で、まだ重賞勝ちは出ていない。しかし、欧州産でもスピードの裏付けのある馬だけに、ハービンジャー同様に日本の芝にマッチする産駒を出しても不思議はない。

亀井辰之介

亀井辰之介

メーンレースまでの稼ぎ場をあらゆる角度から徹底的にリサーチ。ピックアップした推奨レースに鋭い視点で切り込んでタマを何倍にも増やしていく西のスナイパー。

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