大谷のメイン縦横無尽

【日曜京都11R・日経新春杯】ガラリ一変の材料が揃った アフリカンゴールド重賞初制覇だ

公開日:2019年1月12日 16:50 更新日:2019年1月12日 16:50

 アフリカンゴールドの重賞初制覇だ。

 ステイヤーとしての資質を買って前走の菊花賞でも本命を打ったが、結果は⑫着惨敗。しかし、これは力負けではなく、単にレースの質が噛み合わなかっただけ。

 テンから62秒7↓64秒2とスローで流れたまでは良しとしても、終盤になってもあまりに動きがなかった。

 半マイル標を過ぎて坂の下りになっても12秒2―12秒2。各馬が牽制し合ったことで、隊列にほとんど変化がないまま直線を迎えることに。

 ラスト2Fだけの勝負になり、そのラップは10秒7―11秒3。これではディープ産駒のフィエールマンが切れ味を存分に発揮できたのもうなずける。瞬発力よりも持続力で勝負したかったアフリカンにとっては、全く不向きな展開といえよう。

 しかも、道中から外、外を回らされて消耗も大きかっただけに、参考外の一戦だ。

 その点、ここはロードヴァンドール、ウインテンダネスなど、ヨーイドンの展開を避けたいクチが多い。

 前走とは打って変わって、早め、早めにレースが展開していく。なら、直線だけの決め手比べになる心配はない。持ち味のスタミナを存分に生かせるとみた。

 鞍上・ミナリクは地元ドイツで一昨年のバーデン大賞勝ちなど、二千四百メートルの大レースで実績十分。軽ハンデ52キロも生かし、先頭ゴールに導く。

 3連単は①着固定で手広く。馬単の相手本線には同じ明け4歳馬のグローリーヴェイズをチョイス。菊花賞は上がり最速タイで⑤着に追い込んだが、あまりに位置取りが後ろすぎた。こちらも見直しが必要だ。

大谷剣市

大谷剣市

 44歳、B型の虎党。父が元専門紙の記者だったこともあり、競馬場デビューはベビーカーに乗っていた頃。本棚に競馬四季報が並ぶ恵まれた家庭環境で育った。アルバイトを経て2000年に入社。03年夏から美浦トレセンに通い始め、担当は堀、相沢、鈴木伸厩舎など。
 予想の基本スタンスは“いかに儲けるか”。当たり馬券を手にするために、取材で得た情報だけでなく、データ、馬場、展開、血統とありとあらゆる手段を駆使。人気馬のアラ探しより、一点突破の強力な武器を持つ伏兵を見つけることに血道を上げている。
 レース部きってのギャンブル好きで、オート、競輪、競艇と見境なく手を出して勝負勘を養っている。ポーカーは海外の大会で入賞経験もある腕前だ。趣味は祭り、プロ野球、相撲、アメフト観戦など多岐にわたる。ゴルフは典型的な下手の横好き。

著者詳細、記事一覧へ

最新記事一覧

  • アクセスランキング
  • 週間