大阪本紙・弘中 こだわり◎

【日曜京都11R・シンザン記念】ハッピーアワー差し切る

公開日:2019年1月5日 17:00 更新日:2019年1月5日 17:00

初重賞Vへ準備万端

 ハッピーアワーの初重賞制覇だ。

 昨夏の札幌・すずらん賞を直線一気に差し切ってオープン勝ち。GⅡデイリー杯2歳Sでも③着に好走。当時の勝ち馬は続くGⅠ朝日杯FSも制したアドマイヤマーズで逃げ切る展開だった。

 その中、出遅れて勝負に参加まではいかなかったものの、メンバー最速の3F33秒6の末脚を発揮。0秒5差に食い込んでいる。
 初の千六へも対応できており、重賞でも通用する能力を確認できた。

 その前走時の調整を振り返れば、「放牧で減らした馬体を回復させながらだった」と武幸師。最低限の負荷しかかけられなかった。しかし、今回は「同じ2カ月ぶりでも中身が違っている」と仕上げの違いを口にする。

 なるほど前走後は朝日杯FSをパスして、ここを目標に在厩調整。レースから逆算して1カ月は軽めのメニューで基礎トレーニングを積み、12月16日から週2本のペースで追い切りを開始した。牡馬にしてはきゃしゃに見えた馬体も460キロ台に(前走440キロ)。幅を加え、ひと回り大きく見せるようになっている。

 3日の最終追いも上々の動きだった。Cウッドで馬なりだったが、ゴールが近づくにつれて、脚の回転が上がる軽快な走り。手綱を緩めればはじけそうな手応え。1F12秒6の数字以上のスピード感で駆け抜けた。

 鞍上の秋山は昨年、武幸厩舎の平地14勝のうち最多5勝を挙げたポイントゲッター。同馬にも2戦目から手綱を取り続けて個性を把握している。

 武幸厩舎の初タイトルへ準備が整ってきた。

弘中勝

弘中勝

2014年の毎日王冠では55万5600円の読者プレゼントに成功。専門紙出身の幅広い人脈と軽いフットワークで本命戦から大穴決着まで、どんなレースでもどんとこい。魂のこもった予想を見せる関西の本紙担当。

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