亀井記者の血統ロックオン

【有馬記念】SS系×ロベルト系 パフォーマプロミスは平成有馬を象徴する配合

公開日:2018年12月22日 17:00 更新日:2018年12月22日 17:00

 平成最後の有馬記念。血統面から振り返ると、ロベルト系とサンデーサイレンス系の時代だったといって過言ではない。

 先に登場したのはロベルト系。94年(平成6年)にブライアンズタイム産駒のナリタブライアンが勝利すると、03年までの10年間で7勝。パワーとスタミナに優れ、大一番にも強い血が暮れのグランプリにマッチした。

 一方、SS系は01年(平成13年)のマンハッタンカフェが初V。04年から昨年までの14年間で13勝と圧倒的な強さを見せている。

 ちなみに、SS系が勝てなかった15年を制したゴールドアクターもロベルト系のスクリーンヒーロー産駒。この2系統なしには近年の有馬記念は語れない。

 その両方の血を引くのが◎パフォーマプロミスだ。平成有馬を象徴する血がラストイヤーを締めくくる。

 SS系の中でも有馬で好成績なのがステイゴールド産駒。通算4勝は父SSの5勝に次ぐ歴代2位。器用な産駒が多く、小回りの長距離戦でこそ真価を発揮する。

 前10年の中山二千五百でもトップの22勝。2位ハーツクライが7勝だから、後継種牡馬の中では抜けて舞台適性が高い。

 そして、パフォーマの母アイルビーバウンドはタニノギムレット産駒のロベルト系。

 母の半姉にオークス馬のシルクプリマドンナもいる優秀な母系。母の祖父ブライアンズタイムの産駒も有馬で3勝だ。

 もちろん、パフォーマ自身も高い適性を持つ。

 今回と同舞台に出走したのが昨年の有馬ウイーク。準オープンのグレイトフルSで好位から押し切りオープン入り。勝ち時計の2分34秒1は、翌日の有馬記念②着のクイーンズリングと0秒3差だった。

 そこから1年。日経新春杯、アルゼンチン共和国杯と重賞タイトル2つを手にして臨む。今年はグランプリ制覇だ。

亀井辰之介

亀井辰之介

メーンレースまでの稼ぎ場をあらゆる角度から徹底的にリサーチ。ピックアップした推奨レースに鋭い視点で切り込んでタマを何倍にも増やしていく西のスナイパー。

著者詳細、記事一覧へ

最新記事一覧

  • アクセスランキング
  • 週間