【香港カップ】今年は日本馬 ディアドラ現役屈指の末脚発揮

公開日:2018年12月8日 17:00 更新日:2018年12月9日 12:12

 海外競馬が購入可能になって以降、紙面上で日本馬に本命を打ったのは16年香港カップで勝ったモーリスだけ。香港に限ったことではないが、アウェーで勝つには単純な力量比較ではなく、抜けた力が必要だから。この考えが正解だったことは多い。しかし、それでもここは日本馬を推す。

 本命はディアドラ。

 史上最強牝馬の声もあるアーモンドアイ。個人的にはそのアーモンドと双璧だと思っている。それほどここ2戦の内容が凄みを増しているのだ。

 2走前のクイーンS勝ちは小回り札幌の残り2~1Fで大外まくりで進出。この地点のレースラップが11秒3だから、自身は相当に速い脚を使った。それでもラスト1Fで早々と勝負を決めて、3馬身差の完勝。洋芝で上がり3Fは33秒7の速さだった。

 さらに府中牝馬Sは3F32秒3という究極の数字。東京千八以上の勝ち馬で歴代最速になったほど。とにかく今や現役屈指の末脚が発揮できるまでに。

 しかも、その府中牝馬Sからの直行。香港馬自体が地力をつけてレベルアップした今、昨年のチームジャパンが未勝利だったことが示している通り、JRAのGⅠを使って、さらに香港もというのは厳しい。その点、ディアドラはフレッシュさもあるということ。

 初遠征だった3月ドバイターフでさえ、世界相手に③着だった。遠征でも高いパフォーマンスが発揮できるタイプ、まして海外慣れも見込めば、アウェーの割引は少ないはず。昨年とは違い、今年は日本のこの馬が勝利を飾る。

 相手本線はタイムワープ。前走のジョッキークラブCは大敗も、競り掛けられて前半400~800メートルが22秒68というラップになってしまったのが響いた。今回は楽に先手主張がかなう組み合わせで一変を期待した。

新谷学

新谷学

全レースを詳細にデータ化することに成功。全ての馬を独自に作り出した馬券直結のレーティングで丸裸にして本命馬はもちろん穴馬までしっかりケアする人間コンピューター。

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