【香港マイル】昨年覇者ビューティージェネレーション 伏兵から真の実力馬に

公開日:2018年12月8日 17:00 更新日:2018年12月9日 08:54

 過去10年で香港勢が9勝。ここ2年は馬券圏内を独占とマイルはスプリントとともにホーム勢の強さが目立つ。日本勢3頭はいずれもGⅠタイトルホルダーだが、主役は香港馬でいいだろう。中でもビューティージェネレーションで断然だ。

 昨年のこのレースでGⅠを初めて獲得。当時は日本では6番人気で伏兵扱いの中の逃げ切りだった。ラスト4Fからの2Fが23秒56、最後の2Fが22秒71。確かにうまくマイペースで運べてハマった印象もあった。

 今年は違う。どんな展開でも結果を出せる真の実力馬になっている。

 2月クイーンズシルバージュビリーCでは千四GⅠのハイラップにも対応。早め先頭から押し切れば、4月のGⅠチャンピオンズマイルからここまで4連勝だ。

 それも2、3走前は60キロ、前走のジョッキークラブマイルも他馬より2・5キロ重い58キロでのもの。特に前走は外枠でスタート後は先に内枠勢に行かれる形。仕方なく、いったん控えてから3角手前から取りついて、直線は大外から千切ってレコードV。これまでの先行力を生かすのではなく、違うレースパターンでの圧勝劇だった。

 そう、今は先行良し、差して良し――。こうなれば崩れるシーンが想像できず、香港史上最強マイラーの域に近づいていると言っていいほど。57キロで走れるここは連覇濃厚とみる。

 相手筆頭はワンマスター。2走前のフォレ賞がGⅠ初挑戦で初制覇の好素質馬だ。久々に名手・ムーアへ手が戻るのも魅力大。

新谷学

新谷学

全レースを詳細にデータ化することに成功。全ての馬を独自に作り出した馬券直結のレーティングで丸裸にして本命馬はもちろん穴馬までしっかりケアする人間コンピューター。

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