木津のジョッキー直撃!

【チャンピオンズC】内田ノンコノユメ2つ目GⅠ奪取だ 「武器を最大限に生かしたい」

公開日:2018年12月1日 17:00 更新日:2018年12月1日 17:00

 今年のフェブラリーSで、開業17年目の加藤征厩舎に悲願のJRA・GⅠ勝利をもたらしたノンコノユメと内田のコンビ。

 今秋こそ④着続きでタイトルまで手が届いていないが、爆発的な末脚は健在。悲観する内容では全くない。

 それだけに2つ目のビッグタイトル奪取に向けて、指揮官も「集中して走ってくれれば、希望はあるよ」と期待を口にする。

「ノンコのことは彼に一任してるから」と全幅の信頼を寄せられる鞍上も、そのことは先刻承知だ。

 勝てば最優秀ダートホースの座も見えてくる。全能力を引き出すべく、静かに闘志を燃やす。

――前走のJBCクラシックを振り返ってください。

内田騎手「南部杯よりは良かったんだけど、ゲートの中で行儀が悪く、スタートでまた後手を踏んで、あの位置からに。なので、久しぶりの4つのコーナーをロスなく回るよう、丁寧に乗ってきた。うまく対応してくれたね。直線ではいつもの伸びを見せていたし、負けはしたけど、強いレースをしてくれたよ」

――今週のケイコにまたがりました。モヤで全く分からなかったので、詳しく教えてください。

「あんな真っ白じゃあね(笑い)。3頭併せで先行してゴールで併入する形。ちょっと仕掛けたらハミを取ってくれたよ。動き自体はいつも通り。体感では(ウッド5F)68~69秒ぐらいかな。動かないのも相変わらずだね(苦笑い)。状態そのものは良くなってきてるなと感じたよ。欲を言えば当日、もう少し目方が増えてるといいかな」

――どのようなレースをイメージしていますか。

「ゲートは練習しているし、レース直前も駐立練習をすると聞いているので、対処はしてもらっている。今度は出てくれるかもしれないね。毎回持っているもの以上のパフォーマンスを引き出してやるのは難しいけど、うまく力を発揮させられたらなと思っているよ」

――中京の舞台設定はどうでしょう。

「直線は長いけど、先行馬が有利なレースが多いよね。そんな中でどう追い込んで届かせるかというのを考えて乗りたい。あり得ないところから脚を使って、しまいまでしっかり伸びる武器を最大限に生かしたいから。そのためにも(ノンコの)気持ちに沿って、力も信じて頑張るよ」

 内田はこれまでJRA重賞で48勝をマーク。そのうち4分の1の12勝が4角10番手以下の追い込みだった。

 ノンコノユメでの今年の根岸S、フェブラリーS連勝がそう。07年NHKマイルC=ピンクカメオ、10年日本ダービー=エイシンフラッシュ、12年有馬記念=ゴールドシップ。大舞台での雄姿はファンの記憶に鮮やかに残る。

 今回も剛腕ファイターの面目躍如。追いまくっての先頭ゴールに期待が膨らむ。

木津信之

木津信之

携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

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