木津のジョッキー直撃!

【マイルCS】ステルヴィオ鞍上ビュイックは世界の腕利き

公開日:2018年11月17日 16:50 更新日:2018年11月17日 16:50

 今週から短期免許で騎乗するビュイックは華麗な経歴の持ち主だ。

 父は北欧の名騎手、母は障害飛越競技の選手で、自身がまさしくサラブレッド。その血統にたがうことなく、06年にデビューすると、いきなり07、08年シーズンの平地見習部門のレスター賞(英国の優秀な騎手に贈られる)を獲得した。

 その後も数え切れないほどのGⅠ勝ち。今年は英国ダービーをマサーで制覇と、乗りに乗ってるワールドクラスの腕利きである。

 13、14年には短期免許で合計21勝。重賞はクイーンC=ウキヨノカゼ、アーリントンC=コパノリチャード、京都2歳S=ベルラップ、阪神C=リアルインパクトの4勝と、大いに存在感を示した。

 だからこそ、4年ぶりの来日にもかかわらず、すぐGⅠ奪取のビッグチャンスが回ってきたに違いない。

「飛ぶかのようないい追い切り」

――ステルヴィオには、どんな印象を持っていましたか。
ビュイック騎手「毎日王冠のビデオを見て“いい脚を使ったけど届かなかったな”と。末脚が武器のようですね」

――今週の追い切りでファーストコンタクト。感触は。
「日本に来て一番最初に気になったのが、どんな状態なのかということ。調教にまたがって“間違いない”という感触を持ちました。飛ぶかのような、いい追い切りができましたからね」

――どんなプランで臨みますか。
「レースは生き物なのでどうなるか分からないので、これから作戦は考えます。ひとつのプランではなく、プランA、プランBといろいろ考えようと思っていますよ」

――期待は大きいですね。
「ええ。ずっとまた日本に来たいと思っていて、今年は3月から考えていたぐらい(笑い)。いろんな国でGⅠを勝たせてもらっていますが、もちろん日本でも勝ちたいと思ってます。ステルヴィオはトップクラスの能力の持ち主。自分自身、そんな馬に乗れることに非常にエキサイトしていますよ。ジョッキーもレベルが高い。その中で目立って、いいジョッキーと呼ばれたい。そのためにもいい結果を出したいですね。頑張ります」

木津信之

木津信之

携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

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