【JBCクラシック】京都と好相性 テイエムジンソク復活Vだ
公開日:2018年10月30日 16:50 更新日:2018年10月30日 16:50
テイエムジンソクが好ムードだ。
昨年は5~7月に東大路S、大沼S、マリーンSと準オープン~オープン特別でブッ千切りの3連勝。5歳前半にブレークし、秋にはみやこSで重賞ウイナーの仲間入りを果たした。
続いて、チャンピオンズCへ。結果はゴールドドリームの首差②着。とはいえ、2番手につけて、逃げた王者コパノリッキーにゴール前、競り勝ったところを後ろからかわされたもの。内容は実に濃い。
6歳になった今年は東海Sで2つ目の重賞を獲得したものの、その後は結果が出ていない。前哨戦の日本テレビ盃も④着敗退だった。
しかし、木原師に悲観の色はない。
「この前は勝ち馬にぴったりとマークされて。逆だったらよかったんだけどね。ま、もともと使ってここの予定。早めにスイッチは入れたくなかったし、順当に良くなっているよ」
実際、初めての船橋遠征後も乗り込みはすこぶる順調。2週前に坂路で時計を出して、先週はCウッド6F83秒2―38秒4、1F12秒9。力強い動きを見せていた。
何よりも京都に舞台が替わるのがいい。
前記のブレークのきっかけとなった東大路S、初タイトルのみやこSがこの競馬場だ。本格化前を含めて、メンバー最多タイの5勝を京都で挙げている。
「ホント、京都とは相性がいいね。ここでやれるのはいいし、楽しみにしている」
昨年は暮れの大一番でビッグタイトルをあと一歩のところで取り逃がしてしまった。今年は何としても手に入れたい。