【天皇賞】大得意の東京で見せ場なし スワーヴリチャード敗因を検証

公開日:2018年10月29日 17:00 更新日:2018年10月29日 17:00

 まさかの⑩着に大敗したのが1番人気のスワーヴリチャードだ。

 春は右回りの大阪杯で待望のGⅠ制覇。初のマイル戦だった安田記念でもタイレコード決着の0秒1差③着と存在感は見せていた。

 さらにこの秋は得意の東京コースを照準に鋭意調整。9月13日に帰厩後はひと追いごとに体調もアップ。ここ2週のCウッド追いでは素晴らしい動きを披露しており、ぶっつけ本番でも不安は何もない――と思えた。

 ところが、いきなりポコンと出遅れだ。その直後にはマカヒキと接触してバランスを崩すシーンがあり、2コーナーでは最後方の苦しい位置取りになってしまった。もともとスワーヴはデビュー時からゲートに難が。その悪い癖が大一番で出てしまった格好だ。

 同じように出遅れた大阪杯では道中でペースが緩んだ時に自力で動いていけたが、今回は2F目から7F目まで11秒台が続くよどみないラップ。しかも外に出そうにもずっとマカヒキにフタをされていた。結果的にはスタートから自分の競馬ができないまま……。馬の気持ちも切れてしまったか。直線で追われてからも全く反応せずに終わってしまった。

 ともあれ、力を出し切ってないのは確か。レース後のM・デムーロによると「脚元も息遣いも問題ない」と馬が無事なのは何より。次走での巻き返しを期待したい。

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