【天皇賞・秋】歴史は繰り返す? ゴール前で数々の大逆転

公開日:2018年10月25日 16:50 更新日:2018年10月25日 16:50

■85年13番人気ギャロップダイナ、92年11番人気レッツゴーターキン

 秋の盾は84年に三千二百メートルから二千メートルへと舞台が大きく様変わり。それからは幾度も追い込み馬が波乱を演じてきた。

 まずは85年のギャロップダイナだ。

 皇帝シンボリルドルフが宝塚記念取り消し以来でも1・4倍の断トツ人気。レースでは大外枠から[10][4][2]と運び、残り1Fから2番人気ウインザーノットとのたたき合いとなった。それを制したと思われた時、ほぼ最後方から進めたギャロップダイナが半馬身差で差し切った。

 勝ち時計の1分58秒7は当時の日本レコード。13番人気の単勝は8820円もつけた。この最高配当記録は今も残る。

 続いて92年のレッツゴーターキン。

 1番人気はルドルフの息子トウカイテイオー。5F通過が57秒5のハイペースとなり、テイオーなどの先行勢が伸びあぐねる中、脚をためていた11番人気のターキンが飛んできた。

 鞍上は関西へ拠点を移していた大崎。当時、同じ宮崎県出身の橋口師がバックアップしており、その恩を返す。

 ②着も後方待機策の5番人気ムービースター。いわゆるズブズブ決着は馬連1万7220円に。

 追い込みタイプの伏兵は近年も大活躍だ。

 11年トーセンジョーダン、12年エイシンフラッシュ、14年スピルバーグが直線勝負にかけて、7、5、5番人気で栄冠を掴んだ。

 勝ち馬だけではない。

 11年③着のペルーサ(6人)、15年②③着のステファノス(10人)、イスラボニータ(6人)、16年②③着のリアルスティール(7人)、ステファノス(6人)はいずれも4角10番手以下だった。

■今年も超大穴が…

 果たして、歴史は繰り返すか。

 今年のメンバーで典型的な追い込みタイプはブラックムーンただ1頭。

 昨年6月には米子Sを最後方から千六1分31秒9のレコード勝ち。メンバー最速の上がり3Fは32秒4と強烈だった。

 今年正月には京都金杯で直線一気を決めた。もちろん、上がり3F33秒9は最も速い。

 ためにためての末脚勝負が身上。横山典との初コンビは何とも魅力。超大穴で狙ってみる手も。

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