木津のジョッキー直撃!

【月曜京都11R・京都大賞典】モレイラ京都でも魅せる 長距離砲アルバート

公開日:2018年10月7日 17:00 更新日:2018年10月7日 17:00

 モレイラにとって先週土曜が中山デビュー初日。トリッキーといわれるコース形態だけに、初騎乗となる2R2歳未勝利、ヴォイスオブジョイのレース運びに関係者の注目が集まった。

 結果は6枠12番スタートから中団につけて、直線で一気に脚を伸ばして快勝した。噂にたがわぬ騎乗技術の高さを見せ、挨拶代わりの勝利をあっさりとマーク。

 それは快進撃の幕開けだった。土曜=5勝、日曜=2勝と計7勝の大暴れ。“マジックマン”の異名はだてではないところを見せつけた。

 その手綱さばきについて、土曜7R3歳上五百万下で勝ったチャロネグロを管理する大和田師はこう話す。

「とにかく基本に忠実ですね。ハミの位置や騎乗姿勢が。それに研究熱心。こちらが伝えたことをすぐ分かってくれたんでしょう。返し馬でトモをグッと入れてくれて。その後のダクに移った時、馬の頭の位置がいつもと違って、“これはもしかしたら”と思ったんですよ。で、結果はこれまでのもどかしい内容が嘘のような勝ちっぷり。さすがだなと感動すら覚えましたね(笑い)」
 これからどれだけ勝ち星を量産するのか。そう予感させるのに十分なパフォーマンスだった。

 そんなモレイラが月曜は京都へ。身元引受調教師の堀師が京都大賞典に送り出すアルバートの手綱を取るためだ。

   ◇  ◇  ◇
――ここ2週続けてケイコをつけています。まずは先週の感触から教えてください。
モレイラ騎手「5Fからスピードをつけて3頭併せ。7歳ともう若くはないけど、そうは思わせないほど気持ちが前向きだったね。“走りたがってる”って感じだったよ」

――今週はどうでしたか。
「年齢のことも考えて、入念にウオーミングアップしてからウッドへ。動き自体は先週の方がシャープな感じもしたけど、強くやらなかったからね。馬の気分はハッピー。仕上がりはとてもいいと思うよ」

――京都の長丁場です。
「3年前、札幌で二千メートルを乗った時(五百万①着)、性格がとても良く、リラックスして走ってくれたし、ゴールを過ぎてもまだトップスピードだった。長距離の適性があるなと思ったんだよ。その通りだったね。だから距離はあればあるほどいいぐらい。レースに乗るのはその時以来だけど、本当に楽しみだよ」

木津信之

木津信之

携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

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