【南部杯】強い3歳の総大将ルヴァンスレーヴ古馬を撃破だ
公開日:2018年10月7日 17:00 更新日:2018年10月7日 17:00
ダートで現役ナンバーワンに君臨しているゴールドドリーム。それをフェブラリーSで負かしたノンコノユメ、3歳代表のルヴァンスレーヴが3強を形成。本命はルヴァンスレーヴでいく。
95年から中央と地方の全国指定交流競走になった南部杯。これまで3歳馬が勝ったことは一度もない。
しかし、そもそもJRA馬の出走例が4頭と少ないのも確か。02年スターキングマン(⑩着)、04年トップオブワールド(④着)、10年バーディバーディ(⑤着)、11年ボレアス(⑪着)はいずれも超一流の成績は残していなかった。
今年のルヴァンスレーヴは違う。ここまで負けたのは3走前の伏竜Sのみで、6戦5勝②着1回の快進撃。しかも、全日本2歳優駿、ジャパンダートダービーと交流GⅠタイトルを2つ引っさげての参戦だ。
しかも、先週土曜阪神のシリウスSでオメガパフューム、火曜金沢の白山大賞典ではグリムが古馬の壁をいとも簡単に打ち破った。ともに53キロと斤量に恵まれたとはいっても、オメガはレコードに0秒5差で、グリムはレコード勝ちの5馬身差圧勝。今年の3歳馬は芝でも強いが、ダートでは強さが際立っている。
言うまでもなくルヴァンスレーヴは3歳の総大将。スプリンターズSの週、3日競馬の土日を騎乗停止で棒に振ったM・デムーロにとって、ここは復帰戦。渾身の1鞍で南部杯に新たな歴史をつくるとみた。
②着候補は古馬のゴールドドリーム、ノンコノユメ。ほぼこの3頭で堅い一戦だ。