勝ち鞍だけじゃない 武豊に誰も勝てないコメント発信力と存在感

公開日:2018年10月1日 16:50 更新日:2018年10月1日 16:50

 土曜阪神10R芦屋川特別でメイショウカズヒメに騎乗した武豊が先頭でゴールイン。JRAでの通算4000勝を達成した。

 3000勝以上のジョッキーは他におらず、2位横山典に1200勝以上の差をつけているのだから、もはや不滅の金字塔と言ってもいい。

 勝ち鞍はもちろんのこと、もうひとつ、どのジョッキーも真似できないのが“コメント力”か。

 例えば「競馬場はお金をもらうところ。競輪場はお金を使うところ」とか、「ボクが“こうしろ”と言うことはない」は弟の武幸四郎(現調教師)がデビューする前に言った言葉。スポーツ紙の見出しになりそうな一言をサラッと口にできたりする頭の良さがある。

 かと思えば、キズナでダービーを勝った時「ボクは帰ってきました」というインタビューでの言葉が競馬ファンをグッと引きつけた。

 単に勝ち鞍の多さだけではなく、この発信する力こそが武豊が武豊であるゆえん。来年3月で50歳だが、まだまだ競馬界の広告塔として活躍してほしいものである。

 きのうのスプリンターズSでは13番人気ラインスピリットで③着。GⅠで13番人気以下に騎乗したのはこれが13回目だったが、掲示板入りはゼロだった。人気薄に反発するかのようにうまくインをキープして、3連単20万馬券の片棒をかついでいる。外国人ジョッキー全盛の今でも、その存在感は誰よりも大きい。

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