木津のジョッキー直撃!

若武者武藤 復帰初日にVを

公開日:2018年9月14日 17:00 更新日:2018年9月14日 17:00

 今年、29勝を挙げてメキメキと頭角を現してきた若手の筆頭格、武藤。夏の飛躍を期待されたが、7月26日に自転車で転倒して左手首を骨折、戦線離脱を余儀なくされてしまった。

「厩舎回りをしてる時に砂で滑ってしまって……。関係者の方々に迷惑をかけてしまい、本当に申し訳ない気持ちになりました」
 幸い、骨折は大きなものでなかった。負傷箇所にあてられていたギプスは1週間ほどで必要なくなり、リハビリを開始。

 順調に回復して、先週の土曜から美浦で攻め馬に騎乗。違和感がないことを確認し、今週の復帰にこぎつけた。

「とても長く感じました」
 レースを離れたのは1カ月半ほどだったが、それだけ競馬を待ち焦がれていたということだ。

 その思いに応えるように、復帰初日となる今週土曜は2歳新馬を中心に有力馬がスタンバイしている。

――5R2歳新馬のストリークには今週の追い切りをつけました。どんな感触でしたか。
武藤騎手「大きく離れた先行馬を目標に馬なりのまま併入。チップの入れ替えでかなり重くなった馬場を苦にせずに最後までしっかり伸びていました。凄い動きだなと思いましたね。スピード感も抜群。走りから芝も良さそうです」

――気性は?
「真面目で新馬向きですね。前向き過ぎるところもあるので、折り合いが鍵に。呼吸が合えば、面白いと思います」

――続く6Rも2歳新馬。バジェネロアスールはどうですか。
「先週の土曜に乗りました。ちょっとズブいところがありますね。びっしりやったので、今週はだいぶ素軽くなったようですよ。まだ先かなという感じはしますが、素質はありそうです」

――12R3歳上五百万下のジュンパッションの追い切りもつけていますね。
「ええ。陣営からは“最後にやめるところがある”と聞いていたんですが、ブリンカーを着けたおかげで集中していました。兄にオープン馬のダイワキャグニーがいるんですよね。乗り味もいいので、真面目に走ってくれれば足りそう。気を抜かないように導いてあげたいです」

木津信之

木津信之

携帯電話にはズラリとジョッキーの電話番号が。岩田のような関西のベテランから、中堅どころはもちろん、石川のような若手まで、いつでも直撃。ついつい、本音がもれてくることも数知れない。加藤征、斎藤厩舎などにもグッと食い込んでいる。暮れの有馬記念では吉田隼にじっくりと取材。◎ゴールドアクターで3連単12万5870円をモノにした。

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