大谷のメイン縦横無尽

【日曜札幌11R・札幌記念】パドックの様子の違いで分かるサングレーザーの成長力

公開日:2018年8月18日 17:00 更新日:2018年8月20日 11:02

 サングレーザーが差し切る。

 今回、最大のポイントになるのが、二千メートルへの距離延長。

 この距離を使うのは2歳暮れのホープフルS⑤着以来のこと。この時はスタートから終始、力みっぱなしで、押さえ切れずに早め先頭からゴール前で失速していた。これを受けて、その後はマイル以下の路線を選択することになったのだ。

 しかし、当時と比べると明らかに違うのが、精神面。パドックのVTRをあらためて見直すと、その成長が分かる。

 以前はチャカついてまともに歩けず、テンションの高さがレースでの折り合いに響いていた。

 それがしばらく続いていたものの、スワンSのあたりから徐々に落ち着いた周回に。前走の安田記念でもゆったりと歩いて、大幅な進境をうかがわせていた。

 だからこそだろう。福永もそれまでの折り合い重視の競馬と違い、テンからポジションを取りに行く形に。結果的に外、外を回ってハイペースでなし崩しに脚を使わされたが、間違いなく先につながる内容。今回、陣営が距離延長に舵を切ったのもうなずける。

 GⅡ2勝、GⅠ③着の実績から、このメンバーでも格負けは全くなし。週中の雨の影響が残っても心配ない。“重”のスワンSをノメることなく差し切ったように、道悪はむしろ歓迎のクチだ。

 マルターズアポジーが引っ張る展開なら、折り合いもスムーズ。距離にメドを立てる差し切りを決めて、秋の盾取りに名乗りを上げる。

【日曜小倉11R・北九州記念】

 アレスバローズの重賞連勝に期待。

 前走でマークした1分7秒0は今回のメンバー中、最速の持ち時計。高速馬場で推移している小倉の芝で、持ち前の決め手を再度フル発揮だ。

大谷剣市

大谷剣市

本命、大穴決着どちらもドンとこい。縦横無尽にメーンを斬りまくり。トレセン取材からデーター分析まで様々な視点で勝ち馬を導き出す。堀、相沢厩舎などを担当。ジャッジは的確だ。

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