【関屋記念】モタれながらもレコードに0秒1差 大きな可能性を秘めるプリモシーン

公開日:2018年8月13日 17:00 更新日:2018年8月13日 17:00

 サマーマイルシリーズ第2戦の「関屋記念」。今年は先々が楽しみな3歳牝馬プリモシーンが勝利を飾った。

「抜け出してからは少しヨレてしまって」

 そうレースを振り返ったのは日曜新潟9Rで通算1300勝のメモリアル勝利を挙げていた北村宏。実際、直線は決してスムーズとはいえなかった。

 4角を8番手で通過した後はエンジンを吹かしながら残り1F手前では先行勢を射程圏に。そこで右ステッキに過敏に反応したか、内へもたれる格好になって、ロードクエストと接触する形になっていた。

 その後は結局、左ステッキで是正しつつも、もたれ気味の走りのままでフィニッシュだ。その分、最後は詰め寄られての首差だから、まっすぐに走っていればもっと楽に勝てていたかも。

 そんな修正点を残しながら走破時計は1分31秒6。レコードに0秒1差だから大したものだ。
 実は過去に関屋記念を好タイムで制した馬はその後、活躍が目立っている。

 1分31秒台でいえば、00年以降、他に5頭。

 01、02年と31秒台で連覇したマグナーテンは02年のGⅡ毎日王冠を勝ってジャパンCでも④着。03年オースミコスモは次走の京成杯AH③着で、翌年はGⅢを連勝。07年カンパニーは同年の天皇賞・秋③着から、2年後にはGⅠウイナーに。

 また、12年ドナウブルーはマイルCS③着馬。そして一昨年のヤングマンパワーは次の富士Sも鮮やかに勝ってみせた。

 それらの馬でも勝ったのは古馬になってから。3歳馬としては22年ぶりの関屋記念制覇、それも好記録ということで非常に価値がある。

 未勝利勝ち以来の騎乗だった北村宏も「中身が入ってきていい馬になっていた」といえば、木村師も「バランスが良くなっている」と高評価。プリモシーンにとって、この秋がいよいよ楽しみになったことだけは間違いない。

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