東京本紙・外山 攻め一直線

【日曜新潟11R・関屋記念】3歳牝馬プリモシーン本領発揮だ

公開日:2018年8月11日 17:00 更新日:2018年8月11日 17:00

 51キロが大いに魅力の3歳牝馬プリモシーン◎。

 デビュー戦で桜花賞④着馬トーセンブレスに続くと、2戦目の未勝利では2歳秋としては破格の上がり3F33秒2をマーク。のちのクイーンC馬テトラドラクマをねじ伏せたのだから、年明けのフェアリーS勝ちも、終わってみれば納得の結果だ。

 しかし、春の本番GⅠ2連戦ではその一級品の素質を生かせずじまい……。テンションの高さからくる出遅れ↓後手に回って直線もさばけず、の連続でともに脚を余してしまった。

 一息入れて立て直した今回は、精神面の成長がうかがえる。馬場入り前もリラックスして歩けるようになり、ゲート練習での落ち着きも目を引くように。このどっしり感に伴い、体も一回り大きくなった印象がある。

 デビュー当初からのハイパフォーマンスに加え、前走のNHKマイルCでは、不本意なレースでも0秒2差⑤着。そこに目下の心身充実と軽量が加われば、初の古馬相手でも十分通用とみた。

 中間の調整も先月25、今月1日には長め6Fからビッシリ併せ馬をこなし、直前も4F50秒7―37秒1、1F11秒9の好時計。スタミナ、スピードともに強化の好調教を連発している。

 もちろん、これだけ攻められるのはテンションの高さを心配する必要がなくなったからこそ。31年ぶりに3歳牝馬がタイトルゲットだ。

外山勲

外山勲

念入りな取材、ち密な分析に基づいた孤独の◎。決して守りには入らない、攻めて攻めて攻めまくる東京本紙。美浦トレセン通いはすでに20年以上になり、築いた人脈は多数。藤沢和、高橋祥、矢野厩舎には特に強い。

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