【ジャックルマロワ賞】新谷確信◎ アルファセントーリに敵なし

公開日:2018年8月11日 17:00 更新日:2018年8月11日 17:00

マイル路線の怪物牝馬

 欧州のマイル路線はGⅠ自体の数も多く、メンバーが分散しやすい。このジャックルマロワ賞も頭数は揃いづらく、昨年は6頭立てだった。今年は賞金増額の効果(?)もあってか、昨年より増えたものの、それでも11頭立て。しかも舞台は枠順の有利、不利が少ないドーヴィルの直線マイル。それならアルファセントーリが強く勝つ。

 2歳時は決して秀でた存在でもなかった。しかし、3歳になって無類の強さを発揮し始めた。

 今シーズンはトライアルをひとたたきして、5月に日本でいう桜花賞に該当する愛1000ギニーを制覇。GⅠの勲章を手に入れると、凄かったのが2走前のコロネーションSだ。

 このレースは仏、英の1000ギニー勝ち馬も集結したまさに“欧州3歳マイル女王”決定戦。そんな中で最後は突き放す一方の6馬身差。走破時計は1分35秒89。それまでの記録を1秒以上も更新。史上初めてアスコットマイルを1分35秒台で駆け抜けてみせた。

 ちなみに同コースでその3日前に行われた古馬GⅠのクイーンアンSを勝ったアクシデンタルエージェントが1分38秒8。いかに強烈な記録か分かるというもの。

 続く古馬混合GⅠのファルマスSも4馬身半差で圧倒。そう、今まさにマイルに敵なしの怪物牝馬の道を歩んでいる。

 ましてや、ジャックルマロワ賞は3代母ミエスクが87、88年に連覇。そして祖母イーストオブザムーンが94年にV。“母娘制覇”をやってのけている血筋も後押し。その強さを確認するのみだ。

新谷学

新谷学

全レースを詳細にデータ化することに成功。全ての馬を独自に作り出した馬券直結のレーティングで丸裸にして本命馬はもちろん穴馬までしっかりケアする人間コンピューター。

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