亀井記者の血統ロックオン

【日曜小倉11R・小倉記念】サトノクロニクル重賞V2だ

公開日:2018年8月4日 17:00 更新日:2018年8月4日 17:00

SS系種牡馬×スタミナ母系

 10年連続でサンデーサイレンス系の種牡馬が勝利中と圧倒的な強さをみせている。今年も4頭いる出走馬の中から勝ち馬が出る可能性は高い。

 どの馬を選択するか。そのポイントは母系にある。前10年の母の父に目を向けると、トニービンが3頭にメジロマックイーン、さらにはカーネギー、シングスピールのサドラーズウェルズ系が2頭――。スタミナ寄りの母系を持つ馬の活躍が目立つ。

 そこで◎は父ハーツクライ、母父がスタミナ豊富なロベルト系のサトノクロニクルだ。

 母の父はインティカブ。日本では馴染みが薄いがエリザベス女王杯を連覇した英国馬スノーフェアリーの父と言えば分かりやすいか。日本では母父として優秀で、特にSS系の種牡馬との掛け合わせでは勝率・147、連対率・312にもなる。半兄サトノラーゼン(父ディープインパクト)も京都新聞杯勝ちにダービー②着だから、非常に相性のいい配合といえる。

 クロニクルの血統面での魅力はもうひとつ、母系にニジンスキーの血を持つこと。母系に入るとスタミナが強化される血筋で、同じハーツ産駒でニジンスキーの血を持つメイショウナルトは13、14年の小倉記念で①③着の好成績を残した。

 クロニクルは3歳の昨年はGⅡセントライト記念③着に、GⅢチャレンジCでは古馬相手に重賞勝ち。4歳になった今年もGⅡ阪神大賞典で0秒2差②着。GⅠでは壁にはね返されたが、GⅡ、GⅢクラスなら確実に上位争いをしている。

 しかも、好走した3戦は中山に阪神内回りとすべて直線の短いコース。初の小倉参戦がプラスに出るのは間違いない。

 鞍上はセントライト記念、チャレンジCで手綱を取ったM・デムーロ。重賞2勝目への条件は整った。

亀井辰之介

亀井辰之介

メーンレースまでの稼ぎ場をあらゆる角度から徹底的にリサーチ。ピックアップした推奨レースに鋭い視点で切り込んでタマを何倍にも増やしていく西のスナイパー。

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