亀井記者の血統ロックオン

【日曜函館11R・函館記念】ブラックバゴ一気差し

公開日:2018年7月14日 17:00 更新日:2018年7月14日 17:00

バゴ×母父ステイなら函館はベスト舞台

 昨年はサドラーズウェルズ系、メイショウサムソン産駒ルミナスウォリアーが制した。重の洋芝で2分1秒2と過去10年で最も遅い決着になり、パワー勝負に強い欧州血脈が生きた。

 今年は前2週が雨で芝は重~稍重。先週も時計がかかっており、今週末も空模様はすっきりしない。昨年同様に力の要る馬場なら欧州血統狙いで正解が出る。◎はバゴ産駒ブラックバゴでいく。

 父バゴは凱旋門賞など欧州でGⅠ5勝。祖父ナシュワンも英ダービーなどGⅠ4勝の欧州の名門血統だ。産駒の芝成績を見ても、最高の勝率を残すのが中山で、次いで函館。タフな芝でこそのタイプと言える。

 中でも母父ステイゴールドとの配合は相性が抜群だ。JRAでデビューした4頭中3頭が勝ち上がり。計11勝を挙げている。先日のラジオNIKKEI賞③着のキボウノダイチや、13年の函館2歳S勝ちのクリスマスなどがそう。

 クリスマスは母系にスプリント色の強いソルトレイクが入っているためスピード寄り。それでも前記のGⅢ勝ちを含め函館は〈3011〉のコース巧者だった。

 ブラックバゴは祖母がホリスキー牝馬とスタミナ豊富な配合。昨夏の函館で準オープン勝ちは今回と同じ二千メートルの五稜郭S。1馬身4分の1差の完勝だった。それもスタートで後手を踏み、最後方から直線一気に差し切る強い内容である。

 派手に勝つタイプではないから、それだけ舞台がマッチしたということ。1年ぶりの函館で重賞初Vのチャンス到来だ。

亀井辰之介

亀井辰之介

メーンレースまでの稼ぎ場をあらゆる角度から徹底的にリサーチ。ピックアップした推奨レースに鋭い視点で切り込んでタマを何倍にも増やしていく西のスナイパー。

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