【宝塚記念】アウェーで奮闘のワーザー

公開日:2018年6月25日 17:00 更新日:2018年6月25日 17:00

対照的だったGⅠ馬4頭

 ミッキーロケットには首差及ばなかったものの見せ場たっぷりだったのが、香港馬ワーザーだ。

 木曜発表の調教後の馬体重では前走比マイナス19キロの454キロ。きのうはさらに8キロ減らしての446キロだった。それでもメンバー最速の3F35秒3で追い込んできたのは、さすが香港年度代表馬といったところだ。

 それでなくても香港馬は近年、力の底上げが目立つ。実際、昨暮れの香港国際競走では4戦中3勝。今後もトップクラスが来日してくれば“アウェー”でも怖い刺客となりそう。

 その一方、不甲斐なさが目立ったのが日本のGⅠ馬。1番人気サトノダイヤモンドはまくり上げる見せ場はあったが、直線失速の⑥着。2番人気キセキは後方追走から⑧着。さらに3番人気ヴィブロスもワーザーにかわされて④着まで。昨年の覇者サトノクラウンに至っては⑫着……。

 この4頭に共通しているのが海外遠征。ダイヤモンドは凱旋門賞から帰国後、なかなか体調が戻らず、この中間も陣営が闘争心を戻そうと試行錯誤。キセキは遠征先の香港で皮膚病にかかり、一時は出走も危ぶまれたほど。ドバイ遠征組のヴィブロス、クラウンは約3カ月ぶりのローテーションになっていた。

 遠征だけが敗因の全てとは言わないが、その影響があったのも事実だろう。

 まずは“ホーム”の国内GⅠへ全力投球しないと、今後も香港馬に足をすくわれるシーンが多くなるかもしれない。

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