【宝塚記念】ピンク帽のVが突出

公開日:2018年6月22日 17:00 更新日:2018年6月22日 17:00

 宝塚記念ほど8枠の馬が勝つGⅠは他にない。

 グレード制導入後、8枠は11勝で、もちろん最多。2番目に多い皐月賞が8勝だから、2ケタ勝利は突出している。

 その11頭は87年スズパレード、92年メジロパーマー、94年ビワハヤヒデ、98年サイレンススズカ、04年タップダンスシチー、10年ナカヤマフェスタ、13、14年ゴールドシップ、15年ラブリーデイ、16年マリアライト、17年サトノクラウン。目下5連勝中なのだ。

 8枠激走の理由として考えられるのは、まずは季節的な要因。梅雨時とあって、雨の影響で特にインが悪くなりやすく、少しでも馬場のいい外を通れる有利さがある。

 もうひとつはコース形態。阪神二千二百メートルは4コーナー付近にゲートがあり、スタートしてからしばらくはホームストレッチの直線を走る。すぐ外に振られる心配はないから距離ロスが少ない。

 ただし、不思議なもので8枠からはこんなに勝ち馬が出ているのに、7枠は不振。85年にスズカコバンが勝ったのを最後に勝ち馬ゼロ。②着も99年スペシャルウィーク、02年ツルマルボーイの2回だけ。結果は極端だ。

 今年、幸運の8枠を引いたのは伏兵ゼーヴィントに菊花賞馬キセキ。特にキセキは鞍上がM・デムーロだから、昨年のサトノクラウンがダブってくるが、果たして……。

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