【ユニコーンS】ルヴァンスレーヴ大外ブン回しで圧勝

公開日:2018年6月18日 17:00 更新日:2018年6月18日 17:00

〝別定〟なのに56㌔では……

 東京のユニコーンSは1番人気ルヴァンスレーヴが期待に応えた。

 この馬の強さだけが目立ったレースだった。前半は中団の外めを楽に追走すると、半マイル付近からスムーズに進出を開始し、4角では大外ブン回しで先行勢を完全に射程圏内に。直線はノーステッキで先頭に立つと、あとは一頭だけ別世界。大接戦になった②着争いを尻目に3馬身半差をつけていた。

 走破時計も馬場が締まっていたとはいえ、1分35秒0。ユニコーンSが6月施行になって以降の最速でもあったから、次走に予定されているジャパンダートダービーが楽しみになった。

 ただ、これだけの“圧勝”になったのは抜けて強かったということもあるが、レース条件が実績馬には“甘い”という側面もなかったか。

 同馬は他と同じ56キロでの出走。ユニコーンSは「GⅠ①着馬2キロ増、GⅡ①着馬1キロ増」の規定がある。ただ、これには「2歳時成績除く」という但し書きがあるのだ。

 ルヴァンスは交流GⅠ全日本2歳優駿の勝ち馬だが、それは“関係なし”ということ。

 では、3歳のこの時期までにダートGⅠ、GⅡがあるかといえばJRAにはなく、交流重賞でも園田の兵庫チャンピオンシップがあるくらい。NHKマイルCや桜花賞の勝ち馬が出てくるかとなると、それも現実的ではない。

 賞金別定にして実績馬には斤量を課すか、それともJRA3歳ダート王決定戦との位置付けなのだから、素直に馬齢重量にするか。改善の余地が残っているのではないだろうか。

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