東京本紙・外山 攻め一直線

【日曜東京11R・エプソムC】遅れてきた大物サーブルオール

公開日:2018年6月9日 17:00 更新日:2018年6月9日 17:00

1週前余力残しで自己ベスト

 サーブルオールが3連勝で重賞初制覇だ。

 3代母には欧州GⅠ3勝の名マイラー、ソニックレディがいる良質牝系。デビュー当初から期待の大きかった血統馬が、5歳夏を前にしてようやくオープンに上がってきた。

 3歳秋の骨折で11カ月もの長期休養と大きく回り道をしたが、今年に入っての2連勝はいずれも好内容である。遅れてきた大物の一発をマークしたい。

 特に前走の美浦Sは萩原師が「絶望的」というほど厳しい展開だった。

 後半4Fからのラップ11秒7―11秒9―11秒4を[7][2][2]と掛かり気味に上昇。この時点でかなりの脚を使いながら、直線では②着馬とのたたき合いで差し返しを決めてみせた。いわゆる“2度脚を使う”競馬は高く評価していい。

 さらに、中間のケイコでもうなりを上げている。1週前にはウッド5F65秒1―36秒3の猛時計! 自己ベストを余力残しでマークできたのは、師の言うように「ここにきて馬体がしっかりしてきた」からこそだ。

 好素材が本格化の兆しを見せたところへ前々走好時計Vの舞台。実績はなくても、このタイミングなら十分通用とみた。

 相手本線は○にダイワキャグニー、▲は新潟大賞典で脚を余したハクサンルドルフを。3連単はこの3頭のフォーメーションで勝負する。

外山勲

外山勲

念入りな取材、ち密な分析に基づいた孤独の◎。決して守りには入らない、攻めて攻めて攻めまくる東京本紙。美浦トレセン通いはすでに20年以上になり、築いた人脈は多数。藤沢和、高橋祥、矢野厩舎には特に強い。

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