東京本紙・外山 攻め一直線

【オークス】2冠に向けて順風満帆 アーモンドアイ断然

公開日:2018年5月18日 17:00 更新日:2018年5月18日 17:00

 驚異の末脚で桜花賞を制したアーモンドアイ。レース後、ルメールが語った「トリプルクラウンを考えられる馬」は、2冠目のオークスに向けて順風満帆だ。

 まずはレースを振り返ると、千六1分33秒1は厩舎の偉大な先輩アパパネの持つ桜花賞レコードを0秒2更新。上がり33秒2は2位のトーセンブレスの34秒2を1秒上回る強烈なものだった。その数字を悠々と大外一気で記録したのだから、これはもう力が違ったとしか言いようがない。

 しかも、桜花賞史上で最長間隔のロングシュートである。たたき2戦目のオークスは、さらにワンランク上の走りを期待していい。
 前走時は2週連続のモヤで、追い切りの動きははっきり確認できなかったが、今回は視界もクリア。その上積みが十分に伝わってきた。

 特に秀逸が1週前。雨で重くなったウッドでも6F82秒4―38秒3、1F13秒0の好時計を持ったまま。脚力の強さをアピールし、鞍上ルメールとのコンタクトも完璧だった。道中の折り合い、仕掛けられてからの反応は文句なし。

 父は短距離界の絶対王者ロードカナロア。しかし、この操縦性の高さに加え、母がオークス②着フサイチパンドラなら二千四百も心配無用だ。

 盤石の態勢で臨む2冠目はまさに視界良好。鞍上のコメント実現に向けて、また一歩前進する。

外山勲

外山勲

念入りな取材、ち密な分析に基づいた孤独の◎。決して守りには入らない、攻めて攻めて攻めまくる東京本紙。美浦トレセン通いはすでに20年以上になり、築いた人脈は多数。藤沢和、高橋祥、矢野厩舎には特に強い。

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