大谷のメイン縦横無尽

【ヴィクトリアマイル】今年はVだ ジュールポレール

公開日:2018年5月12日 17:00 更新日:2018年5月12日 17:00

 ジュールポレールが新マイル女王の座に就く。

 昨年のこのレースでは0秒2差③着。初めてのGⅠ挑戦でも、一線級相手にヒケを取らない実力を大いに示した。

 当時は前日までの雨が影響して、重↓稍重にようやく回復したもの。ジュールはうずしおSで上がり32秒8をマークして快勝したように、軽い馬場で一瞬の決め手を生かすのがベスト。それを思えば不向きなコンディションだけに、着順以上の評価をしていい。

 この一戦を含めて、重賞では4戦して③③⑯⑤着。なかなかタイトルに届いていないが、いずれも敗因ははっきり。

 昨年の阪神牝馬Sは重馬場だったし、エ女王杯は明らかに距離が長かったもの。前走にしても5カ月ぶりで今回を見据えてのステップレース。加えて、ゴール前で狭くなって手綱を引っ張る場面もあり、0秒2差ならむしろ上々の内容だった。

 もちろん、本番の今回は全力投球。昨年③着のリベンジを期すべく、仕上げにも熱が入る。

 1週前はいっぱいに追われて51秒2―12秒1の好時計をマークすると、今週は軽く気合をつけただけで51秒3―12秒3。馬場の真ん中を力強く駆け抜ける姿に、画面越しからもデキの良さがヒシヒシと伝わった。

 展開的にはカワキタエンカの逃げ一車。馬場の良さも考慮すれば、展開利があるのは好位のインで立ち回るクチだ。

 ジュールはトップスタートを切ることも多いほど。絶好の4番枠を引いたこともあり、楽に2、3番手のインをキープすることができる。
 良馬場の今年はそこからの切れが違う。堂々の先頭ゴールを果たす。

大谷剣市

大谷剣市

本命、大穴決着どちらもドンとこい。縦横無尽にメーンを斬りまくり。トレセン取材からデーター分析まで様々な視点で勝ち馬を導き出す。堀、相沢厩舎などを担当。ジャッジは的確だ。

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