【桜花賞】アーモンドアイ早くも3冠見えたか

公開日:2018年4月9日 17:00 更新日:2018年4月9日 17:00

圧勝で厩舎の先輩アパパネ超え

「トリプルクラウンを考えますね」

 レース後のインタビューでルメールから“3冠宣言”まで飛び出した。それほど桜花賞は終わってみればアーモンドアイの独壇場だった。

 スタート後は16番手のブービーポジション。道中の位置も大きく変わることなく、3角15番手、そして4角では16番手だったが、そこからが凄かった。

「瞬発力がアンビリーバブル」

 周りの馬にステッキが入っている中、大外に進路を取って馬なりで進出を開始すると「アンビリーバブル」とルメールが振り返ったように、抜群の瞬発力を発揮した。

 残り1F付近で先頭に立って、“勝つ”態勢をつくっていたラッキーライラック。その最大のライバルを楽々と射程圏にとらえると、あとは悠々とかわし去って1馬身4分の3差のフィニッシュだ。結局、ルメールは最後までステッキを大きく振り下ろすことはなく、ラスト3F33秒2! メンバー次位が34秒2と上がりで1秒も違う抜けた末脚で圧勝だから、他の馬はどう乗っても勝てなかったのではないかと思えるほどだ。

 父はロードカナロアでも、「距離だけが心配だった。(前半の)スピードがあまりないから」。

 そうルメールが振り返ったうえに、母フサイチパンドラはこの桜花賞は2番人気で⑭着。距離が延びたオークスでは②着している。

 今回は決してベストの舞台とはいえなかった中で、これだけの強さ。これで2冠目が楽しみになったのはもちろん、走破時計の1分33秒1は10年にアパパネがつくった桜花賞レコードを0秒2更新したのだから、能力は底知れない。

 アーモンドアイは、オークス、秋華賞も制して3冠牝馬になったそのアパパネと同じ国枝厩舎。冒頭のルメールの言葉どおり、この圧倒劇を見れば、再びの3冠牝馬誕生も現実味を帯びてきた。

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