木津のジョッキー直撃!

【土曜阪神11R・阪神牝馬S】ルメール ソウルスターリングGⅠへ弾みをつける

公開日:2018年4月6日 17:00 更新日:2018年4月6日 17:00

 3月31日に行われたドバイワールドカップデー。ルメールはシーマクラシックにレイデオロで挑んだ。

 スローペースで折り合いに苦しむも、最後は伸びて④着と日本勢で最先着。世界の強豪相手に日本のダービー馬として意地を見せた。勝てなかったのは残念だが、大きな経験を得たのは間違いない。

 そのルメール、海外遠征の疲れも見せず、今週水曜は美浦へ。

 春の重賞戦線にスタンバイしている騎乗馬たち(桜花賞=アーモンドアイ、皐月賞=ステルヴィオ、アーリントンC=タワーオブロンドン、阪神牝馬S=ソウルスターリング)の状態を確かめるためだ。

 どれも好感触でチャンスありそうな口ぶり。その中でも勢いをつけるために初っパナのソウルスターリングは好スタートを決めたいところ。

「反応が素晴らしかったね」

――ジャパンCはC・デムーロ騎手が騎乗しました。どう聞いていますか。

ルメール騎手「能力はあるけど、テンションが高くて大変だったって。道中、力んで走ってしまい、最後は手応えがなくなってしまったみたいだよ」

――今週の追い切りにまたがりました。久々に乗った感じは。

「ジャパンC以来の休み明けでも、仕掛けてからの反応が素晴らしかったね。直線で内に入って、残り1Fではまだ前2頭(外レッドカイラス、中トゥルーラヴキッス)を見ながらだったんだけど、スッと追いついて最後は先着したから。しっかり動けていたよ」

――体調は申し分なしですね。巻き返しの鍵はどこにありますか。

「(ケイコの)動きはいつもいいんだ。でも、競馬での動きが強すぎる。あまりリラックスしていない。そのあたりがうまくいけば、かな」

――今回は阪神の千六です。条件はどうですか。

「うれしいね(笑い)。短い距離ならすごくいいレースができるはずだから。ほら、オークス以外、千六、千八でいい成績を残してるでしょ。リラックスできれば、またGⅠホースになれる。まずは牝馬同士のここでいい結果を出して、弾みをつけたいね」

木津信之

木津信之

「ベガはベガでもホクトベガ!」
 93年エリザベス女王杯でホクトベガが①着でゴールに飛び込んだ瞬間の実況です。当時、浪人生でフラフラしていた自分にとっては衝撃的であり、今でも予想の根底に根付いています。
 ベガはバリバリの良血馬で鞍上が武豊。牝馬3冠にリーチをかけていました。対して、ホクトベガは父がダート血統でベテランの加藤和を配したいぶし銀のコンビ。春2冠でベガに大きく後塵を拝したホクトベガに勝ち目はなさそうでしたが、見事にリベンジ。この“逆転劇”こそが競馬の醍醐味ではないでしょうか。
 かつて作家の寺山修司氏は「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのである」と評したそう。馬も人も生きている間はいつかの大逆転を狙っています。雑草でもエリートを超えるチャンスはあるはずと、きょうもトレセンを奔走しています。

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