東京本紙・外山 攻め一直線

【日曜中山11R・中山記念】ウインブライト大物食い

公開日:2018年2月24日 17:00 更新日:2018年2月24日 19:26

これからが充実期

 ウインブライトに勝機到来。

 舞台はGⅡスプリングSを含め2戦2勝の中山千八。加えて目下の充実ぶりなら、GⅠ馬3頭を含めたこのメンバーでも勝負になる。

「まだ体が幼いし、緩さもあって良くなる余地のある馬。できあがるのは古馬になってから」

 これが3歳春時点での主戦、松岡の評価だった。それでもスプリングSを勝ち、皐月賞では出遅れからの大外まくりで見せ場をつくっての⑧着(②着ペルシアンナイトと0秒5差)。距離が長かったダービーこそ惨敗したが、素材の確かさは十分に示していた。

 その能力を確実に出せるようになってきたのが秋の復帰戦、毎日王冠をたたいてから。前2戦は着実に地力アップの軌跡を歩んでいる。

 GⅢ福島記念を積極的な運びで勝ち切ってみせると、前走のGⅢ中山金杯も同じく先行策でいったん先頭に。惜しくも首差②着も内容は十分だ。

 当時のハンデは2キロ増量で56キロ。ほぼ平坦の福島から直線急坂の中山に替わっても、自分から動いて勝ち負けまで持ち込めたのは成長の証し。体もデビュー最高体重の480キロ。昨春あたりと比べると、明らかにたくましく見せていた。

 そして、中間のケイコは前走時よりもさらにレベルアップ。1週前にはウッド5F66秒5―37秒2と破格の好時計。そこでしっかり負荷をかけたことで、直前追いは単走でも集中力満点の走りを披露。これなら中山金杯の敗因となった抜け出して気を抜く面はない。

 春の大舞台を見据えるGⅠ馬に対して、こちらはちょうど“できあがってきた”ところ。もちろん、どちらを狙うかに迷いはない。3連単は頭勝負で高配当を狙う。

外山勲

外山勲

念入りな取材、ち密な分析に基づいた孤独の◎。決して守りには入らない、攻めて攻めて攻めまくる東京本紙。美浦トレセン通いはすでに20年以上になり、築いた人脈は多数。藤沢和、高橋祥、矢野厩舎には特に強い。

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