東京本紙・外山 攻め一直線

【フェブラリーS】激流で末脚が生きる サンライズノヴァ新王者に

公開日:2018年2月16日 17:00 更新日:2018年2月16日 18:49

 年が明けても4歳馬の勢いは止まらない。サンライズノヴァが激流を味方に差し切りを決める。

 2月いっぱいで定年→解散の目野厩舎ケイティブレイブ。チャンピオンズC②着惜敗の悔しさをここにぶつけるテイエムジンソク。川崎記念、東海Sの前哨戦を逃げ切った2頭の熱い先行争いはノヴァにとって望むところだ。

 3走前の武蔵野Sでは落ち着いた流れに力んで⑫着大敗。逆に、3歳6月、②着に4馬身差の圧勝を決めたユニコーンSは前半3F34秒1のハイペースを利してのものだった。

 また、前走の根岸Sもレコード決着のタフな流れの中、残り1Fでいったん先頭に。中身の濃い②着とハイパフォーマンスを見せてきた。ハイペースになればなるほど地力を発揮するのがこの馬の持ち味である。

 その根岸S。鞍上の戸崎は「勝負どころを自分から仕掛けて、最後まで伸びている。内容は良かったですよ」。

 強気の競馬で使える脚の長さを測る中身のある前哨戦だった。もちろん、今回は仕掛けのタイミングをきっちり調整してくるはず。

 本番への手応えを十分掴んで臨むここは状態も最高潮。直前の坂路では4F52秒2―12秒2と意欲的にびっしり追ってきた。ズバッと突き抜けて新ダート王に輝く。

外山勲

外山勲

念入りな取材、ち密な分析に基づいた孤独の◎。決して守りには入らない、攻めて攻めて攻めまくる東京本紙。美浦トレセン通いはすでに20年以上になり、築いた人脈は多数。藤沢和、高橋祥、矢野厩舎には特に強い。

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