東京本紙・外山 攻め一直線

【月曜東京11R・クイーンC】良血馬アルーシャ豪快に抜け出して桜花賞へ

公開日:2018年2月11日 17:00 更新日:2018年2月11日 17:00

「桜花賞に進めるだけの器ですよ」

 ◎アルーシャはデビュー前から津曲助手が手応えを感じていた好素材。前2戦の②①着の走りは、そのコメント通りのものだった。

 当該舞台の初戦は物見の影響で位置取りが悪くなったが、直線は内めをさばきながら連対確保。そこで使った上がり33秒5は、今回の上位人気マウレアの赤松賞と同じ。2歳馬としては相当に優秀な数字だ。

 続く未勝利Vも中山千六の大外枠からポジションを取りに行く正攻法。距離ロスを克服して残り1F先頭の押し切りは、地力がなければできない。

 父はディープインパクトで、母ザズーも米GⅠで2勝②着2回③着1回の名牝だ。前記パフォーマンスは血統的資質があればこそだろう。この相手でも勝負になる。

 その良血馬が今回は調教をレベルアップ。前2戦は単走中心の調整だった。だが、短期放牧明けを挟んだこの中間は毎週併せ馬を消化している。

 最終追いのウッド5F69秒5―39秒3、1F12秒8に乗った木幡育も、「凄い動きでした。自分からグイグイ進んで行きますよ!」と絶賛だった。

 津曲助手の言う「小柄な牝馬と思えない大きなフットワーク」は、さらにダイナミックさを増しそう。豪快に抜け出して春の阪神へ駒を進める。

外山勲

外山勲

念入りな取材、ち密な分析に基づいた孤独の◎。決して守りには入らない、攻めて攻めて攻めまくる東京本紙。美浦トレセン通いはすでに20年以上になり、築いた人脈は多数。藤沢和、高橋祥、矢野厩舎には特に強い。

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