大谷のメイン縦横無尽

【月曜京都11R・シンザン記念】世界の良血プリュス

公開日:2018年1月7日 17:00 更新日:2018年1月7日 17:00

距離延長は歓迎

 プリュスの差し切りにかける。

 母は10年の仏オークスなどGⅠ3勝を挙げ、凱旋門賞でも③着したフランスの名牝サラフィナ。父もドバイWC勝ちのヴィクトワールピサというワールドクラスの良血馬である。

 7月のデビュー戦では1番人気に推されたが、手応えの割にエンジンがかからず⑨着。そこで続けて使わず、一息入れたのが大正解だった。

 2戦目の前走は初戦と同じ中京千四でも、2F目以降オール11秒台の厳しい流れ。これを中団で手応え良く追走していたものの、直線を向くと前が壁に。1F標手前でようやくさばけると、そこからが圧巻。極上の切れ味で一気に2馬身半突き抜けたから驚きだ。

 勝ちタイム1分21秒7は同日の五百万・つわぶき賞より1秒1も速い優秀なもの。これを決してスムーズではない競馬でマークしたのだから、明け3歳馬同士なら重賞でもヒケを取らない。

 今回は1F延長で初のマイル戦。千四であそこまでの瞬発力を見せたとはいえ、前記の通り両親ともに活躍の場は二千以上だった。血統的には距離が延びてさらにパフォーマンスを高めてくる可能性まである。

 休み明けの前走はテンに行きたがっていたが、ひとたたきでガス抜きも完了。まして、武豊が3戦連続で手綱を取るのだから、その辺は心配いらない。

 京都外回りも持ち前の切れ味を生かすには願ってもない舞台。12年①着ジェンティルドンナ、16年②着ジュエラーに続いて、またしてもシンザン記念から牝馬のクラシック候補が誕生する。



【日曜中山11R・カーバンクルS】アドマイヤゴッド前進必至

 ひとたたきしたアドマイヤゴッド◎。“価値あり”だったのが前々走のセントウルS⑤着だ。

 別定のGⅡで初めての重賞挑戦という高いハードル。それでも、直線はいったん2番手に上がって、見せ場十分に0秒2差だった。

 ②~⑤着は首、頭、鼻差の大接戦。ラインミーティア、ダンスディレクター、メラグラーナといった重賞ウイナーとタイム差なしだから、大健闘といっていい。

 前走のタンザナイトSは3カ月ぶりで⑥着に敗れたが、これはむしろ“吉兆”かも。というのも、過去2回の休み明けも、ともに⑥⑥着。その次走はいずれも①着と一変しているのだから、まさに必勝パターン。

 ひとたたきでセントウルSの走りを再現なら、お釣りがくるメンバー。力強く抜け出して、オープン初勝利を決める。

大谷剣市

大谷剣市

本命、大穴決着どちらもドンとこい。縦横無尽にメーンを斬りまくり。トレセン取材からデーター分析まで様々な視点で勝ち馬を導き出す。堀、相沢厩舎などを担当。ジャッジは的確だ。

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