【新潟2歳S】フロンティア、コーディエライト、テンクウ前3頭の強さは本物

公開日:2017年8月28日 17:00 更新日:2017年8月28日 17:00

超スローの上がり勝負で後ろを千切った

 新潟2歳Sはダイワメジャー産駒のワン・ツー決着。フロンティアがコーディエライトとのたたき合いを制して、重賞初制覇を決めた。

 結果的には最初の1Fで“勝負あり”だった。2歳戦らしくバラッとしたスタート。その後も各ジョッキーが牽制し合ったことで、テンの1Fは13秒1とペースが上がらなかった。これは新潟2歳Sがマイルになった02年以降で最も遅いラップだ。その時点で先頭集団にいたのが①着フロンティア、②着コーディエライト、③着テンクウ、⑧着マイネルサイルーンの4頭。ここでの位置取りの差が大きかった。

 2F地点からはコーディエライトがハナに立って前半5F通過は61秒6のスロー。上がり3Fはフロンティアが32秒9、コーディエが33秒1をマークしたのだから、後続は厳しい。インを突いたテンクウが最速の32秒6で迫ってきたが、②着には頭差及ばなかった。

 勝ちタイム1分34秒6は良馬場では過去10年で最も遅い。だが、イコール低レベルかとなると、そうとも言えない。

 スローの上がり勝負だと、当然、着差がひらきづらい。そんな中で④着につけた4馬身は大きな差だ。

 そもそも、2歳戦はスローの競馬が多い。ゲートを決めて好位で立ち回れるセンス自体が、今後も武器になる。それでいて、速い上がりでまとめて後続を突き放した上位3頭のレベルは、なかなかのもの。

 特に勝ったフロンティアは成長力も兼ね備えたダイワメジャー産駒で、半兄には3冠②③②着のドリームパスポート。血統的の裏付けもあるだけに、先々まで楽しみな一頭だ。

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